大切に育ててきた子ども。
離婚を考えるような夫には手渡すことはできませんよね。
私は婚姻中は専業主婦でした。
もちろん労働収入はゼロです。
離婚をするにあたって、経済力のない私に3人の子供の親権が取れるだろうか…。
経済力を理由に子どもを取られたりはしないだろうか…。
そんな心配もありました。
私自身モラハラから逃れるため、子供に対するDVから守るため、その為に離婚を考えたのです。
これで子ども達を取られてしまっては私だけが逃げる様な形になってしまう。家で子供を守る人もいなくなるし離婚する意味が分からなくなってしまう。それなら離婚せずにこのままいるしかないのか…。そんな考えもありました。
私が離婚に至ったのは突発的に子どもを連れて家を飛び出したことから始まりました。もうその時はそんな事考えている暇はありませんでした。ただただ必死に行く当てもなく逃げたのです。
そこから別居が始まり今に至るのですが、無一文で飛び出した私にも、何の咎めもなく親権は私の方にわたりました。
現在は、親権に経済力は関係ありません。子供の養育者が親権を取ることができるようになっているのです。
あなたがするべきことは、家を出るときは子どもを連れて家を出ること。また親権は渡さないと意思表示を見せること。それのみです。
子どもが小さければ小さいほど親権は母親が優先的に取れるようになっています。
毎日お世話をしているのは誰ですか?
子どもが信頼を寄せているのはあなたと夫どちらですか?
そこが重要視されているのです。
経済力なんて関係ありません。
たとえ専業主婦でも、共働きで夫の方が稼ぎがあったとしてもそんなものは親権には関与しない事なのです。
大事な子どもを守りたい。
この手で育てたい。
その思いがあれば大丈夫。子どもを取られることはありません。
必死で家庭と子供を守り、離婚を機に子どもを取られてしまうなんてそんな話理不尽すぎますよね。
中には、嫌がらせの為に親権は渡さないと言ってくる人もいます。そんな時は迷わず調停に持ち込みましょう。
話し合いの出来ない相手とは、二人で話し合っても永遠に解決ができません。第三者に入ってもらい、判断をしてもらうことです。その時も親権は譲らないと、はっきりとした意思を見せれば子どもを取られることはまずないと思ってください。
そして、調停では親権が決まった後には養育費の話になります。
”養育費なんていらないからとにかく離婚してほしい”
そう思う気持ちもあるかと思います。
そう言って離婚をする方もたくさんいらっしゃいますが、養育費は必ずもらうようにしましょう。
養育費とは、あなたの為のお金じゃないんです。
大切な子どもの為のお金です。
きちんと支払ってもらいましょう。
ひとり親になると、お金がないと心の余裕までなくなってしまいます。
我が子を大事に育てたいと思うならなおさら、時間が多少かかったとしてもそこはきちんと話を進めるべきです。
養育費は最初だけでいずれ払われなくなるものだという話をよく耳にするかもしれませんが、それを防ぐために今は、給料天引きや差し押さえもできるようになっているのです。
離婚のことで頭がいっぱいな時に離婚後のことまで考える余裕はないかもしれません。
しかし、長い目で見た時に必要なことはきちんと押さえておいて下さい。
離婚は子供たちとの新しいスタートになるんです。
笑顔で過ごす為にお金は必ず必要になります。
親権を取り、養育費もきちんともらって新しい人生を踏み出しましょう。
真野 未早希
自分辞典プロアドバイザーとして活動しています。 たとえどんな状況でも自分らしくある生き方、女性としての在り方をこのブログや活動を通してお伝えしていきます。 笑顔で過ごす毎日を積み重ね、輝ける人生にしましょう。
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