結論から言いますと、強みも弱みも幼いころからじつはほとんど変わってはいないのです。
もちろん生きていく中で後天的に伸びる資質もありますが、根本は幼いころから持ち合わせた”性格の軸”となるものなのです。
これは潜在意識というものが関係しています。
潜在意識とは自分が変わろうとすることを本能的に避けるようにできている脳の一部分です。それはほとんど自ら意識できない部分でありながら重要な役割を果たすのです。
意識できない部分が変わろうとする自分を避けるということは、幼いころから変わっていないと考えるのが自然だとは思いませんか?
変わることを避けるというのは、現状を維持するということ。それは自身の目に見える部分だけではなく、内部である考え方や思考グセにまで及びます。
もちろんこれらを変えることは可能です。しかし、相当の苦労と労力と時間を費やすこととなるのです。結果、途中で苦しくなり諦めてしまうのが一般的だと言えますし、建設的ではないと私は思うのです。
それならば、生まれ持った資質を上手く活用し生かす方が自分自身、自然に楽に生きれることでしょう。
幼いころ得意だったこと、好きだったものは何ですか?
逆に幼いころから苦手だったこと、嫌いなことは何でしたか?じつはその中にヒントが隠されているのです。
外遊びが好きだったのか、お家でおままごとをするのが好きだったのか。細かいことにこだわる性格だったのか、大雑把な方だったのか。そんなざっくりしたものも判断材料になるのです。
人は成長するにつれ、社会のルールを学び、人との付き合いに頭を悩ませ、社会に適合するように生きていくもの。
そんな中で大切な本当の自分を見失ってしまいがちです。
それでも変わらないのは潜在意識の中にある本当の自分。
植物と同じ。向日葵の種は向日葵しか咲かないのです。どんなに薔薇に憧れても薔薇にはなれないし、桜の木にもなりません。
それならば自分の種を思い切り綺麗に咲かせることが私は一番美しいと思うのです。どんな花にも一長一短あるように、人間にも強みと弱みがあります。それとうまく付き合いながら自分の人生を開花させるのが、私たち人間の幸せの一つではないでしょうか。
真野 未早希
自分辞典プロアドバイザーとして活動しています。 たとえどんな状況でも自分らしくある生き方、女性としての在り方をこのブログや活動を通してお伝えしていきます。 笑顔で過ごす毎日を積み重ね、輝ける人生にしましょう。
好きと得意の違い
無駄なことなんてない
ドリームキラーに惑わされない
本当の自分に出会う
強みを知り出来ること
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