私は何の迷いもなくその強み診断を受けることを決めました。
暗闇の中のたった一筋の光の様にすがる思いからでした。
その強み診断が自分辞典です。
自分辞典とは自分の才能や強みを潜在意識と呼ばれる、自分では意識できない部分を追求し、個々の情報を知るツール。
心理学者ユングの思想をもとに創り出された自分辞典。
よくある心理テストやスピリチュアルとも違います。心理学を元に行う診断です。
そこで私は本当の自分を目の当たりにしました。
私が得意だと思っていた家事育児。実は得意分野ではありませんでした。向いてはいるのです。ただ、自分の中でスイッチを入れた時に上手く作用する部分。シングルマザー初心者の私にはスイッチを入れる機会はなかったことは実感していました。家事育児が思うように回らなかったのはこのためでしょう。
やむを得ず始まった社会復帰。
決まった時間に出社退社し、決められた規則の中で業務をこなす。これが私にとっては大きなストレスとなっていることも明確になりました。
私はこの結果にすとんと腹落ちし、自分の生活が思うように回っていなかったことを実感しました。
だからと言って子供たちが今すぐに帰ってくるわけではありません。この生活をすぐに投げ出すわけにもいきません。しかし、自分のことを知っているのといないのとでは心境に大きな変化がありました。
まず、自分との向き合い方が変わりました。ただただがむしゃらにこなす日々を客観的に見れるようになったのです。私は苦手なことに向き合いながら過ごしている。そう思うと、何で上手くいかないの!?と焦る気持ちから自分を労わるような感情へと変わりました。
そして、大きく変わったのは自分自身の視野です。
今の生活は自分には不向きだ。そう自分の中で見切りをつけると不思議と次の目標が出てくるものなのです。
私は会社員として過ごす大半の時間を自分の得意な分野への時間に使えないかと日々模索し始めました。
現実をすぐには変えられなくとも、自分との向き合い方が変わるだけで確実に前に進むことはできるのです。
真野 未早希
自分辞典プロアドバイザーとして活動しています。 たとえどんな状況でも自分らしくある生き方、女性としての在り方をこのブログや活動を通してお伝えしていきます。 笑顔で過ごす毎日を積み重ね、輝ける人生にしましょう。
好きと得意の違い
無駄なことなんてない
ドリームキラーに惑わされない
本当の自分に出会う
強みを知り出来ること
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